一往確認日記 |
2020年08月22日 [長年日記]
_ PLC間の変換 その1 ~ 序章
PLC間の変換の話が出てきたので変換する手段を考えてみます。
三菱電機のPLCをキーエンスのPLCに変換することを想定します。
以前書いた様に、三菱電機PLCのラダーをニーモニックコードで出せないと思っていましたが、ラベルを使わない純粋なラダーのみの場合は読み書きできる事が分かりました。
キーエンスもニーモニックコードの読み書きが出来て何度か自動生成の話をしていますので、上手く変換できれば大分手間が省けます。
何より手入力によるデバイスの置き換えによる間違いを大幅に減らすことができます。
今後、どこまでできるのか試してみたいと思います。
2020年08月24日 [長年日記]
_ PLC間の変換 その2 ~ FXプログラムのニーモニック書き出し
三菱電機製PLCのプロジェクトを作成するときにシンプルプロジェクトを選択しラベルを使用しないラダーで構成されているとニーモニック読み書きできます。

これから置き換えをする仕事が出てくるとすれば古い機種のリプレースが多いと思います。
ここではFX2を想定して進めていきます。
恐らくほとんどが上の条件に当てはまると思います。
ニーモニックファイルとして書き出すにはプログラムファイル(MAIN)を選択し、編集メニューからCSVファイルへ書込みを選択すると書き出せます。

書き出されたMAIN.csvファイルの内容はこの様になっています。
ENDだけのプログラムですが何かできそうな気がしてきますね。
"(プロジェクト未設定)"
"PC情報:" "FXCPU FX2/FX2C"
"ステップ番号" "行間ステートメント" "命令" "I/O(デバイス)" "空欄" "PIステートメント" "ノート"
"0" "" "END" "" "" "" ""
2020年08月31日 [長年日記]
_ PLC間の変換 その3 ~ KVプログラムのニーモニック
前回FXの方をみましたので、今度は変換対象となるKVの方を見てみます。
KV Studio で KV Nanoのプロジェクトを作成します。

ファイルメニューのニモニックリスト > 保存 でニーモニックファイルを書き出すことができます。

保存場所を指定し保存するとMain.mnmというファイルができます。
メモ帳で開けますので開いてみます。
DEVICE:135
;MODULE:Main
;MODULE_TYPE:0
END
ENDH
最初の行がDEVICEで恐らくPLCの機種を表していると思われます。
次のMODULEはラダープログラムの名称です。
3行目のMODULE_TYPEはラダーやスクリプトなどのファイルのタイプを表すのではないかと思われます。
そして4行目からニーモニックが続くようです。
この形式に合わせて変換していけば三菱電機のPLCからキーエンスのPLCに変換できそうです。
_ Mr. BOO!
ずっと見たかったMr. BOO!がアマゾンプライムビデオにラインナップされていました。
子供の時に腹を抱えて笑っていたような気がしましたが、今見てみると面白いことは面白いのですが、腹を抱えるほどではありませんでした。
もしかしたらこの続編だったかもしれないとも思いましたが、吹き替え版が更に面白くしていたのかもしれません。
他にも七福星などカンフー映画が見れるようになっていました。