一往確認日記 |
2016年03月17日 [長年日記]
_ ラダーのクロスプラットホーム化を考えてみる(2)
前回はラダーのクロスプラットホーム化ができていないのはプロジェクトファイルが、テキストで記述できないというところにあるというので締めくくりました。
プログラミング言語の世界でクロスプラットホーム化が進んだ一つの要因としてはオープンソースの動きがあると思います。
オープンソースは平たく言えばソースコードを公開することです。 それを読んで勉強したり、改良を加えたりということが自由にできます。
オープンソースが今日これだけ広がっているのには、ソースコードがテキストで書かれているというのが大きな要因であると思っています。
ラダー言語で考えてみると、プロジェクトファイルが目の前にあっても何が書かれているかは、メーカーの専用ソフトを使わないと見れないし、編集もできません。
プログラミング言語のソースコードの場合は、テキストエディターであればどれを使っても開くことができるし編集もできます。 Windowsであればメモ帳でも可能です。
ラダー言語がニーモニックレベルでテキストファイルで書かれていれば違っていたのではいかと思うのです。
あっ、でもキーエンスでは書き出せますよね… (他にもあると思いますし)
という訳で、テキストだけではダメでした
_ 名称再変更
一応確認しておこうかにしましたが、覚えにくいのと本来は一往と書くようなので「一往確認」に変更します。