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一往確認日記


2016年11月28日

_ Escalatorで基本的なラダーが処理できる様になりました。

Escalatorというのは、各種PLCがメーカーや機種毎にプロジェクトデータが異なるため互換性がなく、移植するのが大変なのを解決しようとするものです。

ここのescalatorのカテゴリーを見てもらえると今までの経緯を見てもらうことができます。

ここ数週間の週末や空いている時間をEscalatorに割いてきました。

前回まででは、三菱電機のR08用に実装していましたが、やはり実機が無い場合の検証や実装の仕方の検討のためにエミュレーターを先に作ることにしました。

エミュレーターの場合、実際のPLCの様にメーカーが用意しているデバイスをモニターする機能を利用する術がないので、それをモニターする何らかの手段が必要になります。

そこでコンソールという形でコマンドを用いて読み書きできる様にしようと考えました。 このコンソールはR08の様に実際のPLCに対しても使える様なものにします。

といったところで、実は、ここまでのことが昨日公開したバージョン0.2.4でできています。

下のGIFアニメではrコマンドで m0 から 2bi t分読み込みをしています。 次に w コマンドで m0 をオンさせています。 もう一度 r コマンドでデバイスが変化した事を確認しています。

使用したラダーは |M0|---(M1) という単純な物で、M0がオンになるとM1もオンになる回路です。 M0をオンにするとM1もオンになったことが確認できています。

明日以降もう少し噛み砕いて説明したいと思います。