一往確認日記 |
2020年12月14日
_ PLCでmruby (2) mrubyとは
mrubyをPLCで動かすにはmrubyのVirtual Machineを実装すればできると思うのですが、果たしてできるのか…
まずはmrubyとはなんぞや?ということです。
こちらのGitHubからCODEボタン>Download ZIPを選んでファイル一式ダウンロードします。gitが使える場合はcloneしても良いです。
GitHub - mruby/mruby: Lightweight Ruby
Mac前提で話を進めると、展開したフォルダーでminirakeコマンド(rakeでもいいです)を実行するとbinディレクトリ以下にmruby関連の実行ファイルが生成されます。
% cd path_to_your_downloaded_mruby
% ./minirake
% ls bin
mirb mrbtest mruby-config
mrbc mruby mruby-strip
Homeのbinにコピーします。
% cp bin/* ~/bin
使っているターミナルのshellに合わせて.zshrcや.bashrcに以下を追加しパスを通します。
export PATH=$PATH:$HOME/bin
ターミナルを起動し直してmruby
を実行しputs 'Hello, world'
を入力後^D
(controlを押しながらDを押す)を入力すると実行されてHello, world
が表示されます。
% mruby
puts 'Hello, world'
^D
Hello, world
Hello, worldが表示され動作確認ができます。
通常はmirbコマンドでインタラクティブに行います。
% mirb
mirb - Embeddable Interactive Ruby Shell
> puts 'Hello, world'
Hello, world
=> nil
>