一往確認日記 |
2016年03月28日
_ ラダーのクロスプラットホーム化を考えてみる(4)
前回は抽象化された開発ツールという案が出ました。
図にしてみるとこんな感じです。
抽象化された開発ツールでソフトの作成、デバックまで一通り出来ればPLCが何が使われているかあまり意識しなくてもいいですよね。
しかし、各社のファイル形式はブラックボックスなので、これは一筋縄ではいかないです。 おそらく20年経っても実現してないと思います。 また、変換したファイルの読み込みやPLCへの転送は、各社の開発ツールを操作する必要があります。 仮にこの仕組みができたとしても、自動化ができない時点でこの方法は広がっていかないでしょう。
各社のツールを意識しなくてもよくなるためには、自動化が必要で、各社とも自動化に対応してなくてはなりません。
過去には Fun Ladder という三菱電機に特化したファイル生成サービスを作ったことがありました。 これはラダーを少しずつ変え、ファイルがそれに伴いどう変化するか調べることで、ラダーを生成できるようになりました。 しかし、仕様が変わったらまた調べなければならず、マンパワーを必要とするので先を考えると現実味がないです。 (Fun Ladder のサイトば実はまだ残っているのですが、エラーが出て試せません。 だいぶ前のことなので、今更直すのもなかなか大変なので放置してます。)
デモ動画はまだ残ってましたので、雰囲気だけでもご覧ください。
今試してみたい形態はこの形ではありませんが、次回は変換(というか自動生成)でどいうことができるか試していきたいと思います。